留学記事を書いてるとアクセス数が伸びるので、調子にのって連投します、ゆうたです。
今まで書いてきた留学記事は、なんでアメリカに行ったか?
とかアメリカで大変な目にあった!
とか文化が違うとこんなに違うんだぜ!
みたいな記事を書いてきました。
今回はもう少し留学を志している人に有益そうな情報を書いていきたいと思います。
今日の話題は学生とは切っても切れない関係の
『宿題/Homework』
についてです。
手書きはメモ、提出はタイピング
アメリカの高校ではよくエッセイの宿題が出ます。
例えば、来週までに教科書のチャプター3を読んでそれについてエッセイを書け、みたいな。
その時のエッセイ(提出物)は手書きではダメです。
全てパソコンでタイピング。
しかもフォント、文字の大きさ、形、全てが決められています。
ルールとしては、
- フォントはTimes New Roman
- 文字の大きさは12
- 一番上の右上に年月日、名前、クラスを記載
- 2段目中央にタイトル
- 次の段から書き始めるが、各パラグラフ(段落)の最初はtabキーでスペースを空ける
- 基本的な形はIntroduction(導入), Example1~3,Conclusion(結論)の5パラグラフ
- IntroductionにもConclusionにも Thesis Statementと呼ばれる自分の言いたい事を入れる
- Thesis Statementは導入と結論で同じ文章を使ってはダメ。言い方と変える
- I(私)は基本使わない
と今思い出せるだけでこれぐらいあります。
大学でも基本この形なのでアメリカ全土で共通されてる書き方かと思います。
日本では考えられないぐらいのルールが決められてます……
もう慣れましたが、最初は全くチンプンカンプンで、
って思ってました(アメリカのエッセイには必ずThesis Statementが必要でした)
不正防止のためのルールも厳しい
アメリカでは教科書やネットから何か引用した時は必ずそれを記載しなくてはいけません(ブログと同じですね)。
引用も多すぎると怒られますし、適度なバランスが必要。
で、これって多分、不正防止のためだと思います。個人的な予想ですが。
アメリカ、特に高校では読まされる本って大体決まってます。
なので、その本のサマリー(要約)みたいなのってネットで探すとすぐ出てくるし、それに関するエッセイも大量に出てきます。
それを使って楽をしようとするのを防ぐのに検索をする。
そのためにこれだけガッチガッチのルールを作っているのだと思っています。
実際に高校の時に楽をしようとして、退学させられた同級生もいました。 不正は絶対許さない!ってことですね。
インターネット及びパソコンなどのテクノロジーが進んでる印象があるアメリカですが、多分このあたりの学生の時からパソコンなどに慣らさせるってのも大きな理由なのかな・・・・って思ってます。
今の日本の学生とかスマホは持ってるけど、パソコン持ってない人って多いじゃないですか。そんな感じ。
でもこれって将来大きい違いを生むと思うので、個人的には日本の学生もガンガンパソコン使ったほうがいいですよ。 っていう話。