教育の何に重きを置くかで勉強法って変わってきますよね。
ゆうたです。
先日アメリカの宿題提出物ってこんなにルールがあるんだよ!って記事を書いたのですが、今日はその派生で
アメリカの宿題の基本スタイルと、それによる授業の進み方
について記事を書いていこうと思います。
順番的に逆の方が良かったかも知れませんが、とりあえず両方読んでアメリカの教育の姿勢について学んでいただければと思います。
予習、予習、予習。復習はちょっと
私は中学生まで日本で過ごしました。
日本で宿題といえば、算数のドリルや漢字練習帳といった学校で習ったことを使って行う問題形式のものを解くことが多いかと思います。
この勉強法はいうならば復習に重点をおいた勉強法ですよね。
これが宿題のスタンダードだと思っていました。
しかしアメリカは違います。
アメリカの宿題はほとんどが予習に重点をおいた勉強法が多いです。
一番覚えていて新鮮だったのは、英語の授業です。
英語の授業でシェイクスピアの本を学んでいた時のことです。
先生が出した宿題が、「次の授業までに第1章を読んでおくこと」だったのです。
最初はそう思ってました。
チェックもできないのに誰が読んでくるんだよ、と。
しかし全く読まないのも怖い小心者の僕は少しだけ読んで授業に臨みました。
そして授業当日。
先生は生徒たちがその本を読んだ前提で授業を進めるのです。
なので授業中はディスカッションや感想、自分の考えを述べるなどがほとんど。
少し読んでいた私はそこの部分だけ答えることができましたが、先生には
と怒られました。
これは完全に予習ですよね。アメリカの宿題のほとんどは予習形式のものが多く、授業はそれを軸に進んでいきます。
そして、たまにあるテストでそれまで勉強した範囲を出す。
テストがいわば復習を兼ねてるわけですね。
私はこのやり方に、日本と海外では宿題ひとつとってもこんなに違うのか!と驚いたことを覚えています。
文化が違えば勉強法も違う
少し前にある海外の算数の授業では日本のような
1+1=□
ではなく
1□1=2
のような考えさせるような問題の出し方をすると聞いたことがあります。
文化が違えば勉強法も違う。
これから留学を考えてる方は、留学先の勉強法なんかも調べておくと、スムーズに留学生活が送れるかもしれませんよ。
ぜひ参考にしてみてください。