どうも、ブータン記事に反応が予想以上にあったことが嬉しい、ゆうたです。
↓前回高校時代の同級生がブータンの王子だった!って記事を書きました。
予想以上に反響があったので、今回はもう一つの強烈な思い出、王子との卒業式について書きたいと思います。
SPをあごで使ってる!!!!王子すげえ!!
アメリカの高校の卒業式はだいたい5月~6月ごろの比較的暖かい時期に行われます。
映画とかで見たことあるようなローブと帽子を被り、一人ずつ名前を呼ばれて先生から直接卒業証書を手渡しされます。
卒業式ですから当然親たちもみんな見に来ます。
留学生の親でもそれは変わりません。
当然私の親も来ました。
留学生の親は子供が使っていた寮の部屋を引き払う準備もあるので卒業式の数日前から学校の近くにモーテルなどを取り、滞在します。
私も親に手伝ってもらって、いらない物は処分したり、後輩にあげたり、日本に送るためパッキングを手伝ってもらったりしました。
留学生のほとんどが親や友達に手伝ってもらって部屋を空っぽにする中、王子はどうしていたと思いますか?
一般ピーポーには想像しにくいですが、王子にはSPというとんでもない助っ人がいます。
卒業生たちが頑張って部屋を片付けている中、王子は椅子に座って、SPに対して「これと、これ運んでおいて」と指示するのみ。
まぁブータン語だったんで正確に何言ってるかわかりませんでしたが、高校生の友達が、屈強な黒服の大人たちに指示している様子は異様を通り越してめちゃくちゃ面白かったです。
女王と王女登場!みんな子供の卒業式どころじゃないw
そんな後片付けも終えて、私たちは卒業式を迎えました。
卒業を控えた生徒たちはみんなローブを着て、そんな子供の晴れ姿を写真に収めるため親たちも写真をバシャバシャ撮りまくります。
そんな中、王子がふと
と言いました。
私含め友達みんなで振り向いてみるとそこには素敵な民族衣装を着た綺麗な女の人と可愛い女の子がいました。
周囲をSP3〜4人に囲まれて
思わず私と友達で「女王と王女キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って盛り上がったら、それを聞いて気づいた親たちがザワザワ……
そして愛しの子供をバシャバシャ撮っていたカメラのレンズは迷わずSPに囲まれた女王と王女に向けられました。
私の親も私を撮るよりもブータンの女王と王女を撮っていましたよ。
そしてざわつきもやがて収まり、卒業式が終わり、最後に写真タイム。
私たちにとってはここがメイン。
後輩や友達たちと写真を撮りまくります。
もちろん王子とも写真撮りました。
すると親が
的なことを言い出したので
てか親と親が一緒に写る写真っておかしいでしょ?!
と言ったらなんかシュンとして凹んでました。
子供の卒業式に凹む親の姿も留学すれば見れますよ!留学って素晴らしい!!
っていうのは冗談で、卒業式に一生忘れられない貴重な経験をしました。
こんなの日本にいたら天皇のご家族とかと同じ学校に行かないとありえないので、なかなか難しいですよね。
留学すれば私みたいな一般ピーポーでも王子と一緒に卒業式に出て女王と王女とか見れるので、やっぱり海外に出るって素晴らしいなって思います。