青春してますか?どうも、ゆうたです。
このブログで推奨している留学ってぶっちゃけお金かかるし、結局お金持ちしか行けないんでしょう?って思ってるそこなあなた。
留学ってお金がかかるんです。日本の私立行くのと比べちゃうとそこまで何倍も高いわけではありませんが、それでも世界的に見るとまだまだ高い方。
なので、貧富の差が激しい国から来る留学生なんかはお金持ちの子供が多くなります。
私が通っていた高校も日本人は普通の家庭から来てるのに、韓国人や台湾人は皆ちょーお金持ちの家の子供ばかり。
今回はそんなお金持ちのお嬢様と私の間に起こったちょっぴり切なくて恥ずかしい話をしたいと思います。
ニヤニヤしながら読んでいただければ幸いです。
高校生のプレゼント交換でブランド物っすか!?
この出来事は私がアメリカに留学して2年目、つまり私が高校2年生(高校が4年制のアメリカでは3年生)の時に起こった出来事です。
アメリカに来て1年以上が過ぎ、英語もそこそこ喋れるようになり、友達も増えてきたゆうた君。
17歳というなかなか青春な年齢に差し掛かった彼のもとにいい雰囲気の女性が現れます。
女性は私と同じ留学生で韓国の女の子。
もちろんお家はちょーお金持ちで私のルームメイト曰くお父様はホテルをたくさん経営されてるらしい。ホテル王ってことやん!
そのホテル王のお嬢様、実は私の当時のルームメイトの従兄弟。
ある日、僕が
って聞いたら
あいつの親父がやってるホテルの料理店が一番うまいぜ。
雑誌とかよく載るし
っていう答えをもらいました。
もう出てくるキーワードが金持ち臭いっぱいで、何なの?って気持ちになりました。
ちなみに韓国は未だに行ったことありませんw
そんなお嬢様とラッキーなことにもいい雰囲気のゆうた君。
高校2年生の冬休みが始まる前にお嬢様から
それぞれ自分の国に帰るでしょう?
そこでプレゼント準備して、新年になって学校戻ってきたらプレゼント交換しましょ!
と言われました。
こんな素敵なお誘い断る理由がありません。
OK!!!と勢いよく返事をした私は冬休みが始まる前からウキウキしていました。
その後後悔することとも知らずに・・・・
そして冬休みが終わり、私とお嬢様は学校へ戻ってきました。
私がキャンパス内を歩いていると、
ゆうた君のはあとでもいいからね!
と言いながらプレゼントを持ってきてくれて渡してくれました。
高校2年生が交換するプレゼント。
しかも付き合ってもいない普通の友達にあげるプレゼント。
私の価値感覚がおかしくなければ高くて3,000円ぐらいのものだろうなぁ〜って思ってその場でプレゼントを見てみると……
素晴らしく高級そうな紙袋に入って、中からはチラチラと高級そうな小包が見える!!!
絶対高いやつやん!!!
と思いました。
正直な私は顔に出ちゃったらしくお嬢様は
ゆうた君に似合うと思って!
ゆうた君のも楽しみにしてるね〜
と気を使いつつも、私からのプレゼントを楽しみにしてると言い放ち去って行きました。
一人取り残された私は色んなことを考えながら自分の部屋に戻り、プレゼントを開けてみました。
包装紙を剥がすと出てきたのはなんとブランドに疎い私でも知ってるブランドのロゴマークが入った化粧箱。
もうこの時点で十分やばいし頭の中はパニックなんですが、勇気を振り絞り開けてみると出てきたのはピアス。
私がピアスを開けていたのでくれたのでしょう。
このピアスかっこいい!!!!めっちゃ嬉しい!!!
って思ったと同時に
めっちゃ自分のプレゼント渡すの怖い!!!
って思いました。
あたい、自分のプレゼント渡すの恥ずかしいっ!
なぜゆうた君は高い(であろう)ピアスをもらったのに純粋に喜べず、自分のプレゼント渡すのが怖いなんて思ってしまったのか?
そうです、答えは明確ですね。
私が買ったプレゼントがえらく安くてしょぼい物だったからです。
いや、聞いてください。私は一生懸命選びました。
どんなものがいいかな?
どれを選べば喜んでくれるかな?
日本に帰ってわざわざ買うんだから日本に関するものがいいかな?
和柄の日本を感じるようなものがいいかな?
と。
そして悩んだ結果、和柄のがま口のいかにも日本!!って感じのお財布にしました。
値段は◯,000円。決して安くはないけど、高くもない値段。
ただブランド物のピアスと比べると明らかに安物。
包装紙もブランド物の高級感あるものではなくて、土産物のお店で包装されたかのようなショッボい感じ。
もうこれを渡すのが恥ずかしくて恥ずかしくて、いっその事「プレゼント忘れちゃった〜」とか言って別にプレゼント買いに行こうとまで考えたのですが、それだと俺約束守らないやつみたいじゃん……とか変なプライドが邪魔して結局勇気を出して渡しました。
渡す時に
ほんと大したもんじゃないから!
安物だから!
日本っぽいもので和を感じる物がいいよな〜って選んだものなんだけど、
ほんと大したもんじゃないから!
いらないなーとか思ったら捨てていいから!
と必死に言い訳しながら渡しました。
我ながらかっこ悪い。
でもあの時今までにないぐらい早口で英語しゃべりました。
お嬢様は空気を読んだのかその場では開けず、後日会った時に
可愛かったし!早速使うよ!!!
と優しい言葉をかけてくれました。
お嬢様の優しい言葉に救われたゆうた君でした。
今日の教訓
みなさん、プレゼント交換をするときは相手の財務状況などを踏まえ、これぐらいでいいだろう、と思っている金額の
更に一歩上の金額帯
を準備しましょう。