高校時代はアメフトとラクロスをやっていました、ゆうたです。
日本の高校でも部活動と呼ばれる勉強以外に行う活動があると思いますが、アメリカの高校でもあります。
私が通っていた高校では大体授業が終わった後の15:30~17:30までの2時間あたりが部活動の時間として割り当てられていました。
ただし、日本の学校の部活動のように1年間(もしくは3年間)を通して一つの部に所属するといった形ではなく、シーズン制で所属する部活動が年間を通して変わるという制度でした。
この記事ではそういった日本とアメリカの部活動の違いから、それを通して私が学んだことについて書きたいと思います。
アメリカの高校では部活動はシーズン制??
日本の学校の部活動では1年間、もしくは3年間ずっと同じ部活動を続けるという形が一般的だと思います。
ですが、冒頭にも書いたように私が通っていたアメリカの高校では部活動はシーズン制が一般的でした。
秋はサッカーやアメフト、冬はバスケや水泳、ウェイトリフティング等、そしては春はゴルフ、野球、ラクロス・・・とそれぞれのシーズンで参加可能な部活動が違うのです。
ただシーズン制というだけで一般的な日本の部活動と違いはさほどありません。
他校との試合もあるし、選手の多いスポーツだと1軍2軍などの実力で振り分ける制度もあります。
もちろん運動部だけでなく文化部の活動もあります。
うちの学校では演劇部や吹奏楽部なんかがそれにあたっていました。
私の場合、初年度は秋にアメフト、冬にウェイトリフティング、そして春にラクロス。
2年目と3年目からは秋にドラムレッスン、冬にウェイトリフティング、そして春にラクロスをやっていました。
2年目の秋からはドラムのプライベートレッスンがあったのでアメフトを辞め音楽漬けの日々を過ごし、冬と春のスポーツは好きだったのでそのまま続けました。
シーズン制だからってことはないでしょうが、この年ごとに自由に部活動を変えられるのはかなりいい環境だったなと思います。
部活動は毎年変更可能
日本の高校に通っていないのわかりませんが、日本の学校のでは一度入った部活にはそのまま入り続けないとダメだ、みたいな空気があるように感じます。
会社の終身雇用制度もそうだし、大学の専攻を一度決めたら変えられないなんてのもそれですよね。
なんか一回決めたらそれを続けるべきだ!みたいな。
って思っても「石の上にも三年」とかいう言葉の通り我慢を求められる気がします。
ですが、アメリカでは違います。
会社もそうだし、大学の専攻も変えようと思えばじゃんじゃん変えれます。
実際私も、大学ではもともと最初に専攻していた学部から違う学部に変えて卒業しています。
おっと話が逸れました、スポーツの話でしたね。
アメリカの高校では毎シーズン自分が何のスポーツをやるのか、どの部活動に所属するのか決めます。
それに対して誰も文句も言いませんし、監督やコーチ、友達など誰からのプレッシャーもありません。
部活動の先輩から強要されて・・・みたいなのもありません。
そもそもアメリカに先輩後輩文化はありませんし。
みんなと合わせないと一人ぼっちになる。グループに入らないと仲間はずれにされてさみしい学園生活を送る・・・なんていう学生時代にありがちな悩みもありません。
自分は自分、相手は相手。
そして「あれをやらないからお前はもう友達じゃねーし」みたいなグループ意識もない。
アメリカと日本における部活動の違いを通して、日本とアメリカの文化的な違いも学べたいい経験でした。