どうも、社長やってると色んな営業の電話を受けることがあります、ゆうたです。
ビジネスマンなら誰かが一度は疑問に思ったかもしれない事について適当に書いていくシリーズ。
その名も
【社長のビジネス疑問】
のお時間です。
このシリーズでは、
創業50年を超える企業で代表取締役を勤めている常識薄い帰国子女社長のゆうたが、日々の業務の中でふと疑問に思ったことを記事にするシリーズです。
今回の疑問は
『営業電話で初めてかけて来たはずなのに「いつもお世話になります」って言うのはなぜ?』
です。
社長の疑問
僕が代表を務める株式会社松本鉄工はホームページもありますし、電話番号も載せてるので毎日色んな企業から営業の電話を頂くことがあります。
基本どんな電話も受け付けるようにしてますし、よっぽど忙しくない限り対応するようにしてますが、いつも疑問に思うのが
初めて電話してきたのに「いつもお世話になります」とか「いつもお世話になっております」っていうのなんで?
です。
ぶっちゃけこれ言われたら
「いや別にあなたの会社と今まで付き合いもないし、会社対会社、もっと言えばあなたと僕は初対面なのに”いつもお世話になってます”っておかしくない?
って思っちゃいません?
これ毎回電話を受けて相手から言われたときに思うことです。
だって普通に考えておかしくないですか?だって”いつも”お世話になってますですよ?
お世話なんてしてないし、”いつも”なんて初対面の相手に使うべきじゃないでしょ。
「いつお世話しましたっけ?」
って言いたくなります。
社長の答え
「いつもお世話になってます」とか言うのってきっと
- ビジネスマナー的に言わなきゃいけない気がする
- ビジネスマニュアルがそうなってるから
- もう口癖になってて自然と出てくる
ってことだと思うんですけど、それ日本語的には完全におかしいです。
普通に聞き流せばいいし、大して気にしなくてもいいんだろうけど、
めっちゃ気になりますw
で、「いつもお世話になってます!」って毎回言うデメリットが何かって言うと
- この人は自分の頭で考えないマニュアル人間なのかな?
- この会社のマニュアルはこういう風に受け取る人がいるって想定してないのかな?
という風にひねくれて受け取る人間もいるということです(僕みたいに)
営業電話の最初でこういう印象持っちゃったらどれだけ事業内容がよかったり、相手の人がすごい良いこと言ってても、最初の印象があまり良くないのでマイナスからのスタートになっちゃって結果的に損します。
心理学でも初頭効果(最初の印象が強く残るという効果)と呼ばれるものがありますが、これは無関心な相手に特に有効だとされています。
もし少しでも営業電話の効率をあげて成果に結びつけたいなら、今一度自分の営業電話のやり方がおかしくないか考えてみてはいかがでしょうか?