脱臼は骨折より痛い、どうも、骨折したことないゆうたです。
6週間ほど前に人生初の脱臼をしました。原因は高台からの落下。
脱臼した箇所は左肩。
とりあえず利き腕の右肩じゃなかったことには感謝ですが、それでも人生初の経験ということで様々なことに不便を感じましたし、なんかちょっと考えるところもありましたので、備忘録ということで記事にあげたいと思います。
片腕使えないってこんなに不便だったんだ!!!
脱臼をしたことがある人はわかると思いますが、脱臼は外れてる間がとにかく痛い。
ハメてもらえれば痛みが少しは楽になるのですが、それまでの間が痛い。救急に入って整形外科の先生が来るまでの間、地獄のような痛みでした。
先生が来て麻酔みたいなの打たれて、知らない間に寝て、寝てる間に治療終了。
脱臼ははめるときめちゃくちゃ痛いと聞いていたのですが、最近は麻酔とか使ってくれるんですね。痛みに弱い私としてはすっごい助かりました。
そのあとは体に直接包帯みたいなのを巻いて固定。脱臼は癖になるというのが有名なのですが、それを防ぐために最低でも3週間は固定してくださいとのこと。
体に直接固定をかけてるので骨折時のギブスみたいに自由は効かないし、何よりも私生活に支障をきたすレベルで困ることが多々ありました。
主に自分が不便だったのは、
- 書類のサインなど”書く”という行為が難しい(紙を抑えられない)
- 風呂に入れないので濡れタオルで拭くことしかできない
- 結果脇が異常に臭くなる
- いつも着ている服が着れない
- パソコンのキーボードが打ちにくい
- 奥さんの助けがないと生きていけない
- スーツ着るとヤクザに見える
といったところです。
あ、ただパソコンのキーボードが不便な代わりにスマホのフリック入力の便利さを知りました。片手で打てるって素晴らしい!
五体満足な体への感謝と怪我をしたことへの感謝
生まれて29年間、大きい怪我も病気もせず健康な人生を歩んできました。
丈夫な体に産んでくれた親にはマジで感謝してます。
今回一時的とはいえ不自由な身になってみて、ありきたりではありますが
健康な体に本当に感謝
することができました。
「今まで感謝していなかったのか!」と言われれば返す言葉もございませんが、ハッキリ言って
「考えたことがなかった」
というのが本音です。
人間、何の問題もない時は何も感じません。
何か問題が起きてから初めて、それまで問題がなかった状況に感謝し、ラッキーだったんだ・・・と考えます。
今回脱臼したこと自体は不便だったし大変でしたが、逆に脱臼程度で済み(3週間ほど我慢すればよかった)、このようなことを考えさせてくれる機会に感謝したいとお思います。