【ひとつ上のGTD】 〜GTDを支える重要な2つの概念〜

2013.09.10 / GTD・OmniFocus

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GTD-con-letras-de-madera / carlescv

iPhoneが明日には発表かも?ということで盛り上がってますね、ゆうたです。

今回はGTDを実践していて、なぜGTDはストレスフリーな状況を作り出せるのか?
なぜ仕事や人生のロードマップとして機能するのか?を考えてみました。

GTDの2本柱

GTDワークフロー
GTD Workflow / Mulberry24

過去のGTDシリーズではGTDは5つのステップに分けられる、と書きましたがこの「ひとつ上のGTD」シリーズではもう一歩踏み込んでGTDを概念、というか考え方で分けてみようと思います。

↓GTDシリーズまとめ

GTDを考え方で大きく分けると2つに分けられます。
その2つとは

  • 状況のコントロール
  • 将来への見通し

です。

ではこの2つがどうしてストレスフリーを生み出せるのか。考えてみましょう。

状況のコントロール

まず考えて欲しいのはどういう状況がストレスなのか?ということです。

きっと誰もが考えるストレスな状況とは

机の上も机の周りも乱雑で、引き出しの中は物でいっぱい。
日々やらなきゃいけないことは次々と降ってくるが、その場その場で対応をして周りに振り回される。
そんな状況で「集中」できるはずはなく、力が最大限に発揮できず、周りからも自分自身でも嫌気がさしてきてストレスが溜まる…

といった感じでしょうか。

ではこの状況を打破するにはどうしましょう?

そうです、まずは自分の状況をコントロールすることです。
次々と降ってくる仕事や雑用を「収集」し、「見極め」てから、「整理」して順番に「実行」する。
コントロールすることによって自分の集中を妨げている原因(コントロールできていない状況)を取り除くから集中もできて効率も上がる。

どうです?状況をコントロールするとストレスフリーに一歩近づくでしょう?
それではもう一つの概念、「将来への見通し」を考えてみましょう。

将来への見通し

私が最近読み直して再勉強している本、

の中で

“皆さんが仕事というゲームと人生というビジネスに勝利できるかどうかは、いかに遠くを広く見ているかにかかっている”

とGTD本の著者デビット・アレンは言っています。

私もその考えには賛成で、プランとか計画というものがなくて、その場その場の思いつきで行動していると、決して今の世の中で勝ち残っていくのは難しいことだと思います。
ビジネスの基本PDCAでも最初にP=Planがきますしね。

そして正しい見通しがあれば、自分自身の選択に自信が持てることはもちろん、どんな逆境や困難な壁があっても、自信を持って乗り切っていくことができます。

これは自分自身へのストレスを軽減することにもなりますし、人生の中で勝ち残っていくことができると思います(もちろん何をもって「勝ち」とするかは人によります)

つまり

GTDを実践するには「収集」「処理」「整理」「見直し」そして「実行」の5ステップを進めていきます。
ただ、これらの5ステップを行う根底の考え方には
状況をコントロールして、将来への見通しを持つ

ということを忘れないようにしてください。

これを踏まえて実践するとしないとではそれぞれのステップの「濃さ」みたいなものが違ってくるなぁ〜と思っています。

あとがき

なんだか抽象的で実用例の少ないエントリーになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
「ひとつ上のGTD」シリーズではこういう抽象的な話が今後も増えてくるとは思いますが、読みながら自分のケースに当てはめながら読んでいただけると嬉しいです。

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