岡山でダラブッカ奏者やってます、ゆうたです。
以前ダラブッカの中級者の壁を越えるために必要な練習ということでSouhail Kaspar直伝の練習法をご紹介しましたが、今回は元々ドラムをやっていた私がドラマー時代にしていた練習法をダラブッカに応用したものをご紹介したいと思います。 前回紹介したものよりも少し複雑になっていますが、この練習法を重ねれば自分の思った箇所にダブルを入れれるようになるので、必ず上達すると思います!
4種類のパラディドルの紹介
スタンダード
まず最初に紹介するのは基本的なパラディドル。スタンダードと呼ばれます。 最初にアルタネイト(交互)に叩いて後半にダブルがくる形。
(1 – – – 2 – – -)
(T K T T K T K K)
リバース
次に紹介するのは先ほどのスタンダードを逆からやったもの。 最初にダブルをやってあとからアルタネイトになる形です。
(1 – – – 2 – – -)
(T T K T K T K K)
インワード
3番目に紹介するのはダブルが中間に入った形のもの。
(1 – – – 2 – – -)
(T K K T K T T K)
ディレイド
最後に紹介するのが1泊と2泊にまたがってダブルがくるもの。 遅れてくるように聞こえるのでディレイドと呼びます。
(1 – – – 2 – – -)
(T K T K K T K T)
練習方法
上記4種類の各パラディドルを4セットずつ叩きながら以下の順番でループしていきます。
スタンダード → リバース → インワード → ディレイド → スタンダード → リバース →・・・・・
スタンダード〜ディレイドまでの流れを叩き終えると、次のスタンダード〜ディレイドまでのパラディドルをは利き手と逆の手が逆さになります。
どういうことかというとつまり、 スタンダード(TKTT KTKK) → リバース(TTKT KKTK) → インワード(TKKT KTTK) → ディレイド(TKTK KTKT) → スタンダード(KTKK TKTT) → リバース(KKTK TTKT) → ・・・・・
↓分かりにくいかとも思いましたので、動画も撮ってみました。
最初は手の動きが慣れるまで時間かかると思いますので最初はゆっくり、徐々に慣れてきたらスピードアップしていくのがいいかと思います。 これを練習することで自分の意思で自由にダブルを入れることが出来ますので、以前公開した記事の練習法に慣れてきたらやってみてください。 この練習を毎日続けて入れば絶対にダブルが上手になると思います!
↓体験レッスンやダラブッカレンタルもございます。ご興味のある方はぜひ一度体験に来てみてください。
ダラブッカ & アウザンスクール – THROUGH MY FILTER 「自分」というフィルターを通して様々な情報を発信するブログです
中東音楽で使われるダラブッカ(タブラ、ドゥンベク)という太鼓の魅力や2016年に開講した岡山初のダラブッカスクール『Awzan School』についての特設ページです。