どうも、会社の人事評価制度改革に取り組み中の経営者ゆうたです。
先日株式会社あしたのチームが主催するセミナーにパネラーとして登壇してきました。
登壇して思いましたが、こういうセミナーに来られてる時点で少なからず
「働き方改革」に関心がある人
ばかりが集まっておられたので、反応はものすごく良かったように感じました。
うちの会社の事例を話すだけでなく、他のパネラーの方の話も大変参考になりましたし、懇親会で
とのお声もいただけたので良かったです。
会社の取り組みや事例をこのように紹介して参考にしてもらえるのはとても光栄なことで嬉しいもんですね。
良い機会を与えていただきました。
一番最後にまとめとして、
これから働き方改革に取り組もうとする経営者の皆様へメッセージ
として自分なりに自分の想いをぶつけてきたので、ここにはより詳しい内容を備忘録として残しておこうと思います。
もしも現在、会社経営で悩んでいるようならこの記事が少しでもその手助けになれば幸いです。
もし自分が社員で、社長にもこんなこと考えて欲しい!と思った方はこの記事のリンクを社長に送りつけてあげてください(笑)
働き方改革に取り組もうとする経営者の皆様へのメッセージ
「働き方改革」と一言に言っても、それぞれの会社に合ったそれぞれのやり方があります。
僕も事業継承後様々なことを試してきましたが、上手くいかなかったり、当初は良くても次第に時代に合わなくなってしまって辞めてしまったものもたくさんあります。
ですが、当初から一貫して考えの中心にあるのは
- ”社員の頑張り” = ”会社の利益” = ”社員への還元” という形になっていること
- 人間の行動原理は仕組みに依存する。長いこと続けていれば人間が仕組みに合わせて行動するようになり、その後意識構造が出来上がる
- 一度行った取り組みは適度にチェックする
の3つです。
一つ一つ説明していきます。
”社員の頑張り” = ”会社の利益” = ”社員への還元” という形になっていること
社員が頑張れば頑張るほど会社としての利益が上がり、それをきちんと社員に還元する。
当たり前のことのように思えて、これが出来てない経営者めちゃくちゃ多いです。
外部要因と内部要因がありますから毎年社員の給与を上げて賞与をバンバン払うなんてことは難しいのはすごく良くわかります。
ただ、ここに一本筋が通っていないと
「やっていること」と「言ってること」は一致せず、
どんな施策をするにしても社員からの納得感は得られないままとなってしまいます。
人間の行動原理は仕組みに依存する。長いこと続けていれば人間が仕組みに合わせて行動するようになり、その後意識構造が出来上がる
会社の経営者の人たちからよく「意識」という単語をよく耳にします。
ですが、ハッキリ言って
意識を変えて行動を変えるのは、人間の行動原理上大変難しい。
というか無理です。
人間は本来、変化を嫌う動物です。
これは人間の本能ともいうべきもので、どうしたって変えようがありません。
経営者や会社のトップが何か新たな取り組みを始めると、社員から反発は必ずあります。
ですが、続けていればいずれ慣れてきます
重要なのは仕組みを変えて、それを継続すること
継続していれば、社員がその仕組みに慣れてきます。
社員が仕組みに慣れ、その仕組みを続けていくうちに社員が仕組みに合わせて行動するようになり、それに合わせて意識が変わってきます。
順番としては
- 仕組みを変える
- 仕組みを継続する
- 社員が仕組みに慣れる
- 仕組みに合わせて行動するようになる
- 行動に合わせて、意識が変わる
- 意識が変わる
です。
決して6つ目の「意識を変える」から始めてはいけません。
一度行った取り組みは適度にチェックする
一度始めた取り組みや、作った仕組みも時代とともに合わなくなったり、会社の成長とともに変化させないといけません。
そのためには一度行った取り組みや仕組みは適度にチェックする必要があります。
いわゆる週次レビューと呼ばれるやつです。
- チェックして駄目なら辞める
- 良いなら続けてみる
- より良い物にできそうならブラッシュアップする。
一度作って満足しては駄目です。
まとめ
上記3つの考えはどれかが一つでも欠けても駄目で、トップの人は3つそれぞれを常に「意識」して自社なりの”働き方改革“に挑んでもらえればと思います。
あえてここで「意識」という単語を使いましたが、経営者も社員と同じ人間です。
社長だからって意識だけ変えるのは難しいです。
経営者も自分なりの「自分だけの仕組み」を作って自分の意識を変えてください。
僕も「自分だけの仕組み」を作っています。
これに関しては話し始めると長いのでここでは割愛させていただきますが、もし「自分だけの仕組み」にご興味がありましたら、以下のリンクからGTDについて学んでください。