【ダラブッカ】地味だけど確実に上達する『シングル ストローク ロール』の練習方法

2019.05.31 / ダラブッカ

シングルストロークロールの練習方法

どうも、ダラブッカ奏者のゆうたです。

yutas
ゆうた
みなさんダラブッカの練習って普段どんなことをやりますか?

出演するショー等があり、演目が決まっている場合は具体的な曲や演目を練習しますよね。

そういった曲や演目の練習も重要ですが、”基礎の練習“というのも非常に重要だと僕は考えていて、僕はこの“基礎の練習”をなるべく毎日やるようにしています。

今回は実際に僕が毎日行っているダラブッカの基礎の練習の中から、

地味だけど毎日やっていれば確実に上達する『シングルストロークロール』の練習法

について紹介します。

シングルストロークの練習は何種類か行うのですが、今回紹介するのは一番基礎の部分で、実際に僕がダラブッカスクールのレッスンでも行っている練習です。

動画も撮影してみました

ブログ記事を読めば内容がわかるように書いていますが、やはり動画で見る方が目と耳で確認できるのでオススメです。

まずはスマホにメトロノームアプリを入れて使おう

シングルストロークの練習するには正確なテンポを刻むメトロノームがあると便利です。

今の時代はスマホとかにもアプリでメトロノームをインストールして使うことが出来るのでぜひメトロノームアプリを入れて使ってください。

僕が実際に使っているメトロノームアプリはこちら↓

自分のブログでも紹介させていただきました↓

1カウントの間にtとkを指定の数叩く

 1カウント間にtとkを叩く
シングルストロークとは利き手で叩くt の音と、利き手じゃない方の手で叩く k の音を一打ずつ交互に叩くことを指します。

ダラブッカ基本の4つの音の出し方はこちら↓

この練習法はとても単純で、1カウントの間にtやkの音を叩き、その数を徐々に増やしていくだけです。
僕はそれぞれ1カウントの間に叩く回数によって便宜上名前を付けてます。

  • 1ロール
  • 2ロール
  • 4ロール
  • 8ロール
  • 3ロール
  • 6ロール

『1ロール』 = tとkで1打ずつ

tやkで1打ずつ叩きます。
メトロノームの音に重ねるイメージで叩くとテンポがブレません。

1 2 3 4
t k t k

『2ロール』 = tとkで2打ずつ

『1ロール』の倍の数、1カウントの間に2打ずつ叩きます。

1 2 3 4
tk tk tk tk

『4ロール』 = tとkで4打ずつ

『2ロール』の倍の数、1カウントの間に4打ずつ叩きます。

1 2 3 4
tktk tktk tktk tktk

『8ロール』 = tとkで8打ずつ

一般的に“ロール”と呼ばれるのはこの1カウントに8打ずつ叩くことを指します。

1 2 3 4
tktktktk tktktktk tktktktk tktktktk

『3ロール』 = tとkで3打ずつ

少し特殊ですが、これも練習しておくと良い練習になります。
カウントごとに1打目がtとkが入れ替わります。

1 2 3 4
tkt ktk tkt ktk

『6ロール』 = tとkで6打ずつ

個人的にはこれが一番“ノリ”的には好きなロールです。
独特のうねりが出せます。

1 2 3 4
tktktk tktktk tktktk tktktk

全ての種類のロールを4カウント毎に叩く

それぞれのロールが叩けるようになったら、最後に繋げて叩きます。

1 2 3 4
1ロール t k t k
2ロール tk tk tk tk
4ロール tktk tktk tktk tktk
8ロール tktktktk tktktktk tktktktk tktktktk
3ロール tkt ktk tkt ktk
6ロール tktktk tktktk tktktk tktktk

ポイントは

  1. テンポを変えずに叩き続けること。
  2. 1カウント内に必ず規定の数は叩くこと

です。

4カウント毎なのでかなり早いペースですが、慣れてくれば叩けるようになります。
最初は遅めの速度からスタートして、ちゃんと回数が合っているかを確認しながら叩くと良いかもしれません。

番外編 4ロール+8ロールを交互に

4ロールと8ロールを交互に続けることで、一般的に言われている“ロール”と言われているテクニックの練習にもなります。

”ロール“はすごい速度で左右交互に長いこと叩き続けるテクニックですが、あれは1カウントの間に8回叩く『8ロール』に該当します。

長いこと叩くのは体力的にもしんどいですし、腕がすぐに疲れてきます。

なので間に『4ロール』を挟みます。

1 2 3 4
tktk tktk tktk tktk
tktktktk tktktktk tktktktk tktktktk
tktk tktk tktk tktk
tktktktk tktktktk tktktktk tktktktk

こんな感じです。
間に『4ロール』を挟むだけで一気に楽になるので、長い時間練習出来ます。

これを1分間とか2分間とか制限時間を決めて行うと良い練習になると思います。

メトロノームのテンポについて

メトロノームの速度は最初80とか90で始めると良いと思います。

速度の目安としては、1カウントの間に8回 tk を叩く

1 2 3 4
tktktktk tktktktk tktktktk tktktktk

が出来る速度が目安です。

速度をどんどん上げていくと、1カウントの間に8回tkを叩くのが一番しんどくなってくると思います。
きちんと綺麗に t とか k とかを交互に叩けなくなる速度が自分の現在の限界ということになります。

ダラブッカの基礎連はちょー地味。だからこそメトロノームの数字で“見える化”する

メトロノームで見える化

yutas
ゆうた
ダラブッカの基礎練習はめちゃくちゃ地味です。
「それ楽しいの?」
と言われることも多々あります

多分何の進歩もなく、何のゴールもなければ多分めちゃくちゃ地味で面白くないと思います。

ただメトロノームというテンポを数値化出来るもののおかげで、

  1. 自分の今の限界値
  2. 将来的に目指すべきゴール

というのが明確に数字となって見えます。

これは大変大きなメリットで

yutas
ゆうた
今は80が限界だけど、絶対いつか90出来るようになる!

みたいな目標を持って毎日地味に練習するんです。

そしたら絶対に数ヶ月後とか半年後とかに出来るようになってます。

なぜ言い切れるかというと、実際に僕がそうだからです。

動画では90とか100の速度で叩いてますが、これこの練習を始めた頃には出来なかったことです。

毎日地味だけど、絶対に上達する練習です。
ぜひこのブログや動画を参考にダラブッカの基礎練習、やってみてください。

動画で紹介もしています

シングルストロークの練習の様子を動画でも紹介しています。

文字だけで理解するよりもわかりやすいと思うので、ぜひ見てみてください。

あとがき

ダラブッカの最近の流行だと『スプリット』などが見た目も派手だし習得したい人が多いようですが、個人的にはこのシングルストロークのロールが一番かっこいいと思います。

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