GTDを岡山で広めたい、ゆうたです。
いよいよ今回からGTDが他の管理手法とどう違うのか?その「肝」の部分でもある5ステップについてお話していきたいと思います。
〜GTDと従来の手法の違い〜
よく管理手法で使われるタイムマネジメント(時間管理法)では、優先順位を決めたり計画を立ててそれ通りに進めることが良しとされてきましたが、実際そのようなことが出来るでしょうか?
計画を作り、タイムスケジュール通りに優先順位の高い順からタスクをこなしていく。最初はよくとも、途中で急な仕事を上司から指示されたり、電話がかかってきたりしてスケジュール通りに進まないことも多いのではないでしょうか?
そうなると、計画はダメになり、計画を練り直そうにも次々入ってくるタスクに翻弄され、頭のなかには次々とタスクがたまり、心理的ストレスは増大し、ますますタスクをこなしにくくなる・・・・
というパターンが意外に多いのではないかと思います。
GTDでは優先順位やタイムスケジュールはさほど重要ではありません。その代わり、様々な状況に応じたリスト(コンテキスト)を作るようになります。
例えば、「電話をかけるとき」や「外出したとき」等のリストです。
また、優先順位などよりも1つ1つのタスクが何の為なのか?(ゴールは何か?)をきちんと把握することが重要になってきます。
そして、割り込んでくる仕事に関しては、GTDでは2分以内に終わりそうならすぐ実行するべきだ、とも言われています。
特徴を述べていても仕方がないので、次にGTDの基本の5つのステップを説明しながら、細かい話をしていこうと思います。
GTDはたった5つのステップで完了する
上記はGTDを行うための各ステップをまとめたものになります。
この5つのステップを元にGTDを進めていくことが出来ます。
それでは一つ一つのステップを説明していきましょう。
まずは5ステップの中でもっとも時間を使って行なってほしい「収集」です。
「収集」=頭の中のものを追い出す
この最初のステップでは頭の中にあるものを追い出すということを行なっていきます。
人間が何かの作業をしている時に集中出来る状態はどんな状態でしょう?
それは目の前にあるものだけしか頭にない、目に入らない、という状態です。
その状態を作り出す第一段階として、まずは頭のなかにある「やらなければいけないこと」「気になっていること」「気になる問題」など、ありとあらゆるものを頭から追い出し、紙などに書き出していきます。
この時に重要なことは書きだしたものはすべて”inbox”と呼ばれる「入れ物」に入れてしまうことです。
こういう書き出した「メモ」は色んな場所に乱雑に置いてあったりすると意味をなしません。全て一箇所にまとめる、ということが重要です。
これは色んなアプリやサービスを使うときにも言えることです。
メモやタスクをちゃんと記録したとしても、色んな場所にあっては意味がないのです。
GTDを始めた当初から僕はOmniFocusと言うアプリででGTD管理をしています。
OmniFocusのinboxが僕にとっての「入れ物」というわけです。
↓iOS版OmniFocus3
↓Mac版OmniFocus
とりあえずどんなやり方であれ、頭のなかにある気になるものをすべて頭の外に出す
これが一番重要になります。
Part.4に続く
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